12〜14日まで家を空けていたので、遅ればせながら今日お墓参りに行ってきました。
お墓の前で手を合わせてお参りをし、ふと顔を上げたらお祖父ちゃんとの思い出が甦りました。
私はお祖父ちゃん子でした。だから思い出はいっぱいあるけど、一番の思い出は18歳の春。私が上京する日の朝です。両親は仕事があるので早々に職場に向かい、お祖母ちゃんに見送られてお祖父ちゃんとタクシーで駅に向かいました。まだ駅のコンビニがキオスクだったころの話です。時刻は午前8時過ぎでした。キオスクでジュースとなぜかさきいかを、電車の中で食べろと言って買ってくれました。そしてホームまで見送りに来てくれて、新幹線が発車するまでずっと手を振ってくれました。新幹線のトイレで泣いた記憶があります。
お祖父ちゃんは大学2年の時亡くなりました。肺がんで最期は全身に転移しました。8月でした。
そんな思い出を手繰っていたら、涙が出てきました。帰り道涙を拭きつつ汗を拭いつつ残暑の陽射しが照りつける中、とぼとぼと歩いてきました。
お祖父ちゃんは、大正生まれの人としては体格も良かったと思いますよ。戦争に行って左肘に銃弾を浴びて、そのために左腕がちょっと不自由でしたが・・・。孫娘から見てもいい男でしたよ。
お盆が明けますねぇ。

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