長崎旅行記

2007年10月8日 旅行
お久しぶりでございます。無事長崎に行ってまいりました。

・10月4日(木)
福岡空港に降りた瞬間発した一言。「暑い!」30度超えてました。
時間通りにハウステンボスに着いたものの、あまりの暑さに外をぶらつく気にもならず、一番奥にある美術館へ涼みに行きました。
4:30.予約してあったハウステンボス内のリゾート・スパRINへ到着。リフレクソロジーとオイルマッサージを体験。いつも行っているエステサロンとやり方がまったく違うので、驚きつつも熟睡。
6:30.今回お世話になる友人と待ち合わせ。夕食は佐世保バーガーとジントニック。

・10月5日(金)
長崎市内を見学。一番行きたかった原爆資料館から始まって爆心地→平和公園→平和の像→浦上天主堂を2時間半かけて歩く。
昼食はちゃんぽんとビール。
長崎駅に戻って二十六聖人殉教地と記念館を見学。この時に今回の旅のテーマが見えてきました。お土産を買った後、眼鏡橋と寺町を1時間半かけて歩きました。
ハウステンボス駅で友人と待ち合わせ。
夕食は佐世保の海の幸を使ったお刺身定食。お刺身の内容が新潟と違うので驚きました。佐世保はマグロなどの赤身は使わないのですね。白身中心。新潟のお刺身には甘えびとぶりが絶対ついてくるのに、それもなし。さんまもなし。非常に面白かったです。

・10月6日(土)
この日は平戸大橋・生月大橋を渡ってカクレキリシタンの史跡を巡りました。
昼食あごだしラーメン。あごとはとびうおのこと。味は煮干ラーメンにほぼ近い醤油ラーメンでした。九州でラーメンと言うとほぼとんこつだそうで、生月のあごだしラーメンは九州では貴重な醤油味のラーメンだそうです。
カクレキリシタンが聖水を汲みに来る岩場を眺めながら、長崎最北端(地続きで)の大バエ灯台へ。ない体力を振り絞ってぜいぜい言いながら見た海はとても綺麗でした。台風が来ていたせいか、対馬や壱岐は見えませんでした。ほんとに快晴だと見えるそうです。
生月の島の館(という博物館)で捕鯨文化とカクレキリシタンの展示物を見た後、平戸市外へ。紐差教会とカクレキリシタン記念館(正式名称忘れました)、断崖に建つマリア像を見学した後、平戸城、松浦資料館へ。
ここまで辿ってきて私が感じたこと。カクレキリシタンとはキリスト教でもなく、仏教でもなく、神道でもなく、それらが混じり合って出来た土着の宗教であるということ。そしてまだカトリックなどの正統派キリスト教に復帰することなく、カクレキリシタンを信仰している人たちが存在することも知りました。また後継者不足のため、やがてカクレキリシタンがなくなってしまうことを。カクレキリシタンは平戸・生月・長崎市内に主に存在しますが、みな高齢で信仰を強要しないため、若い人たちは正統派キリスト教を信仰しているそうです。
そんなことを考えながら平戸温泉に入り、夕食は佐世保市内でお寿司を頂きました。

・10月7日(日)
雨が降っていたので急遽行き先を変えて、有田焼のアウトレットを見学。その後佐賀の武雄温泉に行きました。
昼食は武雄名物ホワイトギョウザととんこつラーメン。実はこのホワイトギョウザ。原材料にチーズを使ってあるのです。乳製品が苦手な私はドキドキしながら口にしました。鼻に抜ける香りにチーズの匂いを感じましたが、とても美味しく感じられました。
武雄温泉駅で友人と別れ、博多行きの列車に乗り込み、無事に帰ってきました。

今回お世話になった友人とはもう何年も会ってなくて、本当に久しぶりでしたが、一気に学生時代に戻ったようになりました。

久しぶりにリラックスできる旅になりました。