・総評:いい曲が多いが、座りが悪い。曲順に問題あり。

「その手をつないで」
1曲目にしては重たいです。中盤に持ってきた方が良かったと思う。拓ちゃんのサックスがひたすらかっこいいです。

「私のカルテ」
30代の独身女性の私は歌詞にすごく共感しました。「疲れを残さず 明日をはじめるために」私も自分のカルテを作ってみようかな。

「ココロ銀河」
ピアノの音の粒がまんまるでキラキラしていて素敵な曲。
90年代終わりからずっと「うたの木」をやってきて、やっとここでひとつの形になったのかなと思わせる曲です。タイトルロールにふさわしいです。

「輝く道」
アレンジは好き。歌詞は苦手。そんな曲です。

「夏だより」
聞くたびに背筋がピッと伸びる曲。今回のアルバムで一番のお気に入り。「夏が来た!」の主人公の男女が大人になって、若かりし頃を振り返って懐かしんでいるような曲。しみじみとさせられます。

「Cosmic Girl」
美里の台詞入り。ライブでは変わると思うけど、アルバムは台詞なしの方が素敵だったと思います。ホーンセクションがかっこいいだけに、もったいなかったなぁ。

「また、明日」
作詞作曲は川村結花さん。(夜空ノムコウの作曲者)今までの美里の引き出しにはなかった曲。失恋してかさかさと乾いた心を上手く表現していると思います。この曲で終わっても良かったな。このアルバム。

「おねがい太陽〜夏のキセキ〜」
今年の美里の夏ソング。でもちょっと弱いかな。ライブの定番として根付くかどうかは微妙。

7月4日の発売以来ずっと聞いているけど、飽きないアルバムです。デビューして22年。なんだかんだ言われても、いまだにコンスタントにアルバムを出してライブが出来る美里はスゴイです。彼女の仕事に対する姿勢はすごく好き。頑張って欲しいシンガーです。

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